プログラミングスクールに申し込もうと思ったけど「就職できないらしい」と聞いて、不安になり、スクールに申し込むのを迷っていませんか?
確かにプログラミングスクールに通っても就職できない人はいますが、正しいスクール選びを理解すれば就職成功に近づけます。
就職できない人は、就職できないスクール選びをしてしまっているのです。
この記事では「プログラミングスクールで就職できない人・成功する人の特徴・失敗しないスクールの選び方」を紹介します。
この記事を読めば、あなたに合ったプログラミングスクール選びができるようになりますから、ぜひ最後までお読みください。
プログラミングスクールに通っても就職できない理由
プログラミングスクールに通っても就職できないのは、具体的な目標もなく通っているためです。
- スマホアプリを作りたい
- ゲームを開発したい
- Webサービスを作りたい
上記のような具体的な目標がないままスクールを選ぶと「ただ通っているだけ」になり、就職活動にアピールできるものがないままになってしまいます。
ですから具体的な目標をもってプログラミングスクールに通って学ぶことが、とても重要です。
プログラミングスクールで就職できない人の特徴
プログラミングスクールを利用しても就職できない人には、類似している特徴があります。
具体的な特徴は以下4つです。
- プログラミングスクールの学習についていけない
- 就職先の希望条件が高すぎる
- 就職サポートが十分じゃないプログラミングスクールを選んだ
- プログラミングスクールを卒業すれば就職できるものだと思っている
おもにスクールに通った本人の気持ち的な問題であったり、スクール選びに失敗してしまっていたりします。
それぞれの特徴について、詳しく解説します。
プログラミングスクールの学習についていけない
プログラミングスクールの学習に追いつけない人は、そもそも卒業自体が難しいでしょう。
就職活動に進めるのは一定のプログラミングスキルを得た人だけで、企業に紹介できるレベルのスキルが身についていない人は紹介できないからです。
学習についていけない人は自発的に学習できない人が多く、プログラミングスキルが身につきにくいのです。
自発的に学習できない人は、プログラミングスクールの学習に追いつけないのでエンジニア就職は難しいでしょう。
就職先の希望条件が高すぎる
プログラミングスクールを卒業しても、希望する企業には就職できないかもしれないと知っておきましょう。
あなたが希望する企業の就職を保証しているわけではなく、就職できるかどうかはあなた次第だからです。
プログラミングスクールに通っているとはいえ、実務経験のない未経験者であることに変わりありません。
にもかかわらず
- 給料は月40万円以上
- 自社サービス開発
- 週休2日で祝日も休み
- 残業はほぼなし
- リモートワークで自由な働き方
上記のような環境を求めて就職活動する人が多いのです。
少しでも良い条件で就職したいのは分かりますが、高望みしすぎると就職先がなくなります。
就職サポートが十分じゃないプログラミングスクールを選んだ
どれだけ学習を頑張っても就職できない場合もありますが、それはあなただけのせいではありません。
就職できない理由は、プログラミングスクールにあるかもしれないためです。
プログラミングスクールでは初心者でも分かりやすくプログラミングを学べますが、中には就職サポートが不十分な場合もあります。
- 面接対策
- 履歴書などの書類対策
- 希望企業へのPR(ポートフォリオなど)
上記のような対策が不十分で、選考にすら進めないこともあるでしょう。
プログラミングスクールは価格や講義内容だけで選ぶのではなく、就職サポートが充実しているかも確認が必須です。
プログラミングスクールを卒業すれば就職できるものだと思っている
プログラミングスクールを卒業すれば、就職できると思わないようにしましょう。
スクールを卒業すると、自分の希望どおりに就職できると考えている受け身の人が多いのです。
希望する企業に就職できるかは「あなたが何を学んで、何ができるか」によりますから、希望する企業がどんなスキルを求めているかを調べておきましょう。
- Webサイトやサービスを作る→PHP、HTML、CSS
- スマホアプリを作る→Swift
- 人工知能(AI)に関わる開発→Python
上記のように、プログラミング言語によって得意な分野があります。
プログラミングスクールはあくまであなたをサポートするだけですから、就職サポートのついているスクールだとしても、就職できるかどうかはあなた次第だと忘れないようにしましょう。
プログラミングスクールで成功できる人の特徴
プログラミングスクールに通っても就職できない人の特徴を紹介しましたが、一方プログラミングスクールで就職できる人もいます。
具体的な特徴は以下3つです。
- 目指しているエンジニア像が明確
- 好奇心が強い
- 「手段」として利用している
プログラミングスクールに通う目的や就活の本質を理解している人が、成功しやすい人の特徴です。
それぞれの特徴について、詳しく解説します。
目指しているエンジニア像が明確
自身のなりたいエンジニア像が明確な人は、就職に成功しやすいでしょう。
目指しているエンジニアが明確に決まっているので、何を学ぶべきか分かっているからです。
目指しているエンジニアが決まっているということは、どんなプログラミングスキルを身につけるべきかが分かっています。
Web系エンジニアになりたいのに、インフラ系のプログラミングスキルを身につける人はいないですよね?
また目指すエンジニア像が決まっていると、学習モチベーションが維持しやすくいのです。
遠回りや努力の方向を間違えなくて済みますから、プログラムスクールを選ぶ前にあなたのなりたいエンジニア像をイメージしましょう。
好奇心が強い
エンジニアとして活躍できている人は好奇心が強い傾向にあります。
ITトレンドは移り変わりが早いですから、新しいスキルを身につける必要があるためです。
トレンドに敏感で新しい技術に興味をもてる人じゃないと、新しいスキルや知識は身につきません。
一度身につけたスキルのみでエンジニアとして働くこともできますが、それでは活躍するのは難しいでしょう。
常に新しいトレンドや技術に興味をもち、自分から情報を取りにいける人が、エンジニアとして長く活躍できるのです。
高いスキルを身につけ、レベルの高いエンジニアになりたいなら好奇心は必須です。
「手段」として利用している
プログラミンスクールで就職成功しやすいのは、プログラミングスクールの役割を理解している人です。
スクールは通っていれば、プログラミングスキルが身につくわけではありません。
- プログラミングスキルが身につくかは自分次第
- 分からないところを短時間で理解できるよう、講師に質問する
- スクールで教えてもらう以外のことも勉強し、分からない部分はスクールで教えてもらう
上記のようにプログラミングスクールが教えてくれる知識はあくまで補助的なものと考え、自分事として捉えている人は軸がぶれないのです。
スキルが身につくかどうかは自分次第だと思い、プログラミングスクールは手段として考えておきましょう。
コロナ禍のITエンジニアの需要って?
時代はコロナ禍になり、そしてコロナが収束した後のアフターコロナの時代がこれから始まろうとしていますが、コロナ前と後ではITエンジニアの需要はあり続けるのでしょうか?
経済産業省の発表によると、「日本のIT人材は、2030年には最大でおよそ79万人不足する」と試算されています。
私自身、新型コロナウイルスが日本で流行ってきて、商談中だった2件の案件がペンディングになり、そして中止という経験をしました。
私は直にクライアントさんから案件をいただいているので、こればかりは私もしょうがないと思いつつも、結構なダメージを受けたのも事実です。
とはいえ、その反対に、コロナ禍だけど継続して開発してくれる企業さんもいました。
コロナ禍もある程度日にちが経っていくと、今度はアフターコロナを見越して、開発を考える企業が増え、ある時期から元のような忙しさに戻りました。
コロナ禍が進むにつれて今度はリモート中心で、かつWEB上で完結するシステムやサービスが必要になってきたためです。
これはITエンジニアにとっては、とても喜ばしいことでもありますが、実際に現在もITエンジニアの需要は非常に高い状態ですし、経産省の発表もそうですが現時点でも明らかにエンジニアが不足している実感があります。
私の友人が勤めるIT企業も、常にエンジニアを探しています。
ですので、コロナ禍以降も間違いなく需要はどんどん増えると思って良いと思います。
プログラミングスクールで失敗しない選び方
プログラミングスクールで就職できない人・就職成功できる人の特徴を説明しましたが、プログラミングスクール選びをおろそかにしてはいけません。
いくらあなたが優秀でも、スクール選びを誤ると就職できないかもしれないからです。
失敗しないためには、以下2つを意識してスクールを選びましょう。
- 応募できる求人数は多いか
- 無料のプログラミングスクールは選ばない
応募できる求人数は多いか
検討しているプログラミングスクールで応募できる求人は多いか確認しておきましょう。
いくらスキルを身につけても、応募できる求人が少ないと就職できるチャンスが減ってしまうためです。
応募できる求人数が多いほど就職できるチャンスは広がりますし、思いもしなかった企業と巡り合えるかもしれません。
しかし求人数が少なければそうしたチャンスが減ってしまい、必然的に機会損失になってしまいます。
せっかくプログラミングスクールに通うのですから、できるだけ多く応募できる求人のあるプログラミングスクールがおすすめです。
無料のプログラミングスクールは選ばない
すべての無料プログラミングスクールが悪いというわけではありませんが、有料プログラミングスクールがおすすめです。
望んでいない企業やあなたに合っていない企業を紹介されてしまうリスクが減るからです。
スクール受講料が無料でも就職サポートがついているプログラミングスクールはあります。
しかしその場合、紹介した企業に受講生が就職するとスクールにお金がはいる仕組みになっていることが多いのです。
プログラミングスクール運営会社もボランティアではありませんから、受講生が乗り気でなくとも就職をすすめることがあります。
また無料プログラミングスクールがすすめてくる求人にはSES(システムエンジニアリングサービス)や受託開発がメインである傾向です。
あなたがそれを望んでいるなら無料プログラミングスクールも良いですが、納得できる就職をしたいなら有料プログラミングスクールで学びましょう。
就職を目指すのにおすすめなプログラミングスクール3選
今回の内容を踏まえておすすめのプログラミングスクールを3社ご紹介したいと思います。
テックアカデミー
テックアカデミーでは、テックアカデミープロという、エンジニア転職保証付きのコースがあります。
現時点では、内定率などの情報はありませんが、一般的には転職保証は20代というなか、テックアカデミープロは30代(32歳まで)もこの保証をうけることができます。
転職保証は「学習プログラム修了後6ヶ月経っても転職が決まらない場合」は受講料を全額返金となります。
それだけのプログラミングスクールとして、自信があるということだと思います。
そして、求人の多さも特徴的で、1000社以上も企業からの求人があり、テックアカデミーも就職におすすめのプログラミングスクールです。
DMM WEBCAMP COMMIT
DMMウェブキャンプも転職・就職のサポートに力を入れているプログラミングスクールです。
転職成功率はなんと98%という非常に高い確率で、転職に成功しています。
転職保証制度は、DMM WEBCAMP COMMITという転職保証込のコースとなりますが、一定の条件を満たせば返金となります。
転職が成功している卒業生などのTwitterをみると、大手企業から自社開発の企業まで本当に第一線で活躍が期待できるプログラミングスクールだと言えますね。
RUNTEQ
RUNTEQは、会社探しのサポートから、提携企業紹介も行っているプログラミングスクールです。
Railsを習得するオンラインプログラミングスクールですので、学んだ技術をそのまま活かせる企業への就職となるため、受講生にとっても安心して就職のためのポートフォリオ作成や技術向上を目指せると思います。
実績をみても、30代の方の転職が成功しているれいもあるので、本物の技術をそのまま現場で活かせるプログラミングスクールだといえそうです。
未経験からプログラミングスクールでエンジニアになろう
今回はプログラミングスクールで就職できない人の特徴、就職成功できる人の特徴を紹介しました。
プログラミングスクールはあくまでスキルを身につける補助的な役割で、通っていれば就職させてくれるわけではありません。
自分事として捉え、プログラミングスクールにすべてを任せないようにしましょう。
この記事を参考に、エンジニア就職できるプログラミングスクールを選んでください。
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